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HALUKA
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Live映像はこちらより(注:映像はブロードバンド用です) |
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HALUKAの唄は癒しだ。その唄声やメロディー、話のテンポ、おさげ髪。自然体そのもの。何より聴いているこちら側が優しい気持ちになってしまう。上手いから安心して観ていられるとか、そういうのとは違う。包容力というのか、うん「母性」みたいな感じ。優しさと一緒に「ダメだよ」ってしかってくれそうな強さも持っている。随分前に何かのイベントで加藤登紀子のステージを観た時に同じような気持ちになったのを思い出した。子守り唄のようなメロディーの中に、時々顔を出す悲しみや、強さの言葉。きっと男たちには辿りつく事のできない世界観なんじゃないだろうか。 ソロでステージに立つ事も多いようだが、今回、Eギターに戸谷弘幸を迎えた。本職はドラマーだという戸谷は、HALUKAの良き理解者である事がよくわかる。Eギターと言っても掻き鳴らしたり、ありがちなギターソ ロなんてなくて、美しいアルペイジオがハモリ、時にシンセの音色は彼女の唄声に彩りを添えた。その空気に色や香りを放って、HALUKAの真心は我々に届いてくる。そして「自然体」だからこそ、すんなり心に入り込み、溶けていくのを感じた。まるで母の歌う子守り唄のうように。 ![]() |
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きんばらしげゆき
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Live映像はこちらより(注:映像はブロードバンド用です) |
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ライブの前夜、「明日はマジ、曲で勝負にいくよ」。そう言い残して吉祥寺の居酒屋を去っていったきんばら。そんな事は当たり前である(笑)。確かに曲がよく、歌の上手い奴はたくさんいるけれど、MCの上手ヘタによってライブは随分違ってくるものだ。そういう意味ではきんばらのライブは楽しい。
彼が「勝負」と口にしたのは、今回のACORIの共演者たちに対して、尊敬の気持ちが強かったからに違いない。結局、きんばらと書かれたたれ幕を持って登場するなりしゃべっていたけど。微笑む顔には耐えず白い歯が光り、優しいメロディーと唄声。ついつい客席も微笑み返してリズムをとってしまう。共演者たちにも好評のきんばらワールドであった。そしてライブ終わりによく目にする光景がある。「ライブ、すごくおもしろかったです」声をかけてきた女性に照れ臭そうに笑い返している。「また言われちゃったよ」 と笑う表情は、それはそれで満足気だ。今日、誰にでもCDを作れちゃう時代にあって“やっぱりライブっていいよネ”そう思わせてくれるアーティストの一人だと思う。是非一度きんばらのライブに足を運んで欲しい。遠くの人は、ライブアルバム「エベバデ2」を聴いてみてね。楽しいよ。 |
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関口誠人
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Live映像はこちらより(注:映像はブロードバンド用です) |
まるで、どこかのバーでホロ酔いのオッサンが「ちょっとギター貸してよ」、なんて得意気につま弾く。そんな感じで関口誠人は歌いだした。太くて重みのある唄声は渋く、エッジの効いたスリリングな歌詞は等身大の大人の世界。そしてブルージでソウルフルかと思えば、さり気なく沖縄テイストの活きたメロディーがあったりと、センスは光る。ギター1本と言う事もあって今夜の関口誠人は自由だ。あくまでもマイペース、時にはルーズに、そして時にはハイテンションで歌う
。かといって決して観客を突き放す訳ではな い。それどころか、彼から目を離すことすら許されないといった感じだ。その昔、アイドルロックバンドのスターだった彼を知らない世代の若者たちも、この圧倒的で絶対的な存在感を無視する事なんて出来るはずがなかった。主張があるとか、巧みであるとか、ルックスがいいとか、それだけではダメなんだと思う。努力だとか幸運だとか、そう言う事では手に入らないものがある。「絶対的な存在感」。それを持つ者だけが、アーティストとして、パフォーマーとして極める事ができるのだろう。今では渋いオジサンになった関口誠人だが、この夜も確かに強いオーラを放っていた。うんカッコイイ。
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サンタラ | |
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砂田和俊のギターが鳴り響くと、田村キョウコは前後左右に体を揺らし、唄声は水を得た魚のように天窓を泳ぐ。「うそつきレノン」、サンタラのスイッチがON!になった。15:50、「暑い」を連発しながら会場入りする我々JETROBOTのスタッフを迎えてくれたのは、すでに涼しい顔のサンタラの2人。ぶどうの郷から長旅をして来てくれた2人は、この日一番の若手だ。しかも年齢より若く見えるかもしれない。怒られるかも
しれないが砂田くん、キョウコちゃん、ってな感じでサインをお願いしても静かに応えてくれて、カワイイ。そんな2人はステージに上がると変貌する。田村キョウコは色香を放ち、砂田和俊のギターは優しい曲でも男らしい。堂々としていると言うより、なんともふてぶてしさまで感じるくらいだ。昨年12月にリリースされたアルバム「THAT IS
THE DAY」からの曲を中心に演奏は進む。改めて驚かされるのは、ライヴとCDのギャップを殆ど感じないという事だ。演奏はもちろん上手いのだが、逆に考えれば、ギターと唄だけでCDを作ってもサンタラを120%表現できるという事を2人はよく自覚
しているのだろう。「大物の予感」である。そして、アンコールの拍手に応え唄い出す。「ディランの水玉のシャツ」。 |
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Spoon
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Live映像はこちらより(注:映像はブロードバンド用です) |
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この夜、ラストの登場はSpoonの2人。お酒の強そうな(イメージの)ボーカル、ユーコ。その細いカラダからは一見想像できない程感情的に歌いあげる。詞を、言葉を、伝え届ける。そういった意識の高いボーカリストだと思う。悲しさに顔をクシャクシャにしたかと思うと、嬉しそうに、また切なく微笑
む。その表情は、まるで物語を表現力豊かに演じきる女優のようだ。 そして耳に、心に心地の良いメロディー。僕ら30代の人間には懐かしさすら感じてしまう。それもそのはず、ギター&ボーカルの淳 とは、かつて「メモリーグラス」などのヒット曲を放った堀江淳、その人だ。80年代、歌謡曲とフォークが歩み寄り、ニューミュージックというムーヴメントが生まれた。本当に素晴らしいメロディーたちが誕生した昭和の良き時代だったのだと思う。現在のSpoonの作品達も、その輝きを失ってはいない。時代の流れを追うのではなく、良いものは素直に守り続けてゆく。すごく素敵なことだ。平成の歌姫ユーコと、昭和のメロディーメイカー淳との理解と融合、それは決して古臭いものではない。9月1日発売となるニューアルバムも、もちろんチェックして欲しい。 |
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