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メンバーは、ボーカルの代表戸締まり役(写真左)、BaV、ギターのポチる(写真右)、マイキー、ベースのトモ、ドラムスのミチオ(写真中央)。6人は、“メタルでパンク”なサウンドを、ステージからはみださんばかりにパワフルにたたき出す。
代表戸締まり役(以下代表)「歌詞は僕がメインでやってるんですけど」
ポチる「曲づくりはだいたいの輪郭みたいなところまでは僕がやって、あとはみんなで。形にするのは全員。全員でやらないと、うちらのノリって出ないと思うんですよ」
代表「練習も、鏡のあるスタジオで動きをつけながら「ああでもない、こうでもない」ってやってます。覆面をつけてると表情がないから、ノリを表現するのが難しいんですよ。覆面をつけてるのは、何かを隠してるとかっていうわけじゃないんですよ(笑)。“何星人”とかでもないですよ。覆面をつけることに意義を感じてるだけで」
覆面も目を引くけれど、それ以上に引きつけられるのはサウンド。“ファンキーなメタル”というカンジの音に、耳と心をグッと奪われてしまうのだ。
代表「まず、僕たちの流れの中にメタルがあるんですよ。それをふまえて新しいことをしていきたいという気持ちがあって。最近は増えてきたけれど、僕らが始めたころは、ラップを取り入れたサウンドはあまり浸透していなかったんです。だから、“先陣を切った”という自負はあるんですよ」
ポチる「でも最近は、だんだんメタルとかラップとかというくくりとも違ってきた気がする。“トムの音楽”というカンジになってきた」
現在発売されているCD『KARATEチョップ』には、そんな今のトムのサウンドを俯瞰するような4曲が収められている。
代表「詞は、わりと社会風刺風。「なにやってんだ」みたいな」
ミチオ「曲は、あえて4曲全部違うタイプで、流れも考えて作ってあるんで」
代表「レコーディングではけっこう苦しんだけど、そのぶん音的には満足してます。コラボレートもやったんですよ。4曲目の『acid−chop』は、仲良くしているDJのきむらさとるがリミックスしてくれて」
ミチオ「そういうトランスみたいなノリも好きなんですよ、僕ら」
代表「ただ、このCDを最後に、ギターがシトラからマーキーに替わったんです。トムとしては初めてのメンバーチェンジだったので、大事件でしたね。だから今後、ちょっとサウンドは変化していくかもしれない。まだわからないですけどね。でも、トムは最近、少し明るい曲調になってきているんで、それをフィーチャーする、いいメンバーだと思ってます。うまくまとまって、いい形になればいいな、と」
このあとは、コンピレーションCDの企画が続いているのだとか。
代表「友だちのバンドが主宰するヘビーラウドミクスチャー系のコンピレーションアルバムに楽曲を提供してて、それが12月に出る予定。来春には、トムが主宰のコンピを出す予定なんですよ。いろいろなライブで出会ったホネのあるバンドをまとめて、今回は“躍動”というテーマに沿った楽曲を集めて。僕らは、「トムが注目されたい」というより、僕らのジャンルの音楽シーンを盛り上げていきたいという気持ちが強いんですよ。関西方面なんかにもいいバンドがいるんだけれど、なかなか交流が難しかったりするし。だから、そういう場を僕らが少しでも作れたら、と思って。「“Go ahead”、みんなで前に進んでいこうぜ」というカンジで。ま、みんなそれぞれ実力があるから、勝手に進んでいってもいいんですけどね(笑)」
ミチオ「どちらのCDも新しい曲ではないんですけど、代表曲を、新しい人たちに聴いてもらえればいいな、というカンジですね」
熱〜く語る彼ら。ライブでも迫力のパフォーマンス。さぞかし、まじめでハードなメンバー…と思っていると、MCではイメージが一転。コミカルな面が露出!
代表「MCは、食べ物ネタと下ネタが多いですね(笑)。音楽的には、すごくいいものを見せたいと思ってるけど、せっかくライブに足を運んでもらうんだから、しゃべりもぜんぶ含めて楽しんでもらえればうれしいな、と」
ポチる「うちらの目標は“おもしろカッコイイ”なんで」
代表「僕らの中で、音楽としゃべりのギャップを楽しんでるところもあるんですよ」
ポチる「僕、ライブで下半身出したら、見てた女子高生が泣いて帰っちゃった…なんていうこともあったなぁ(笑)」
代表「ま、それもトムのライブなんで。涙あり、笑いあり(笑)」
メタルでラップ、まじめで熱いけれど下ネタ!? いろいろな面を持っているトムの素顔はカンタンにはあばくことはできないのだ。このさい、CDとライブ、両方のトムを体験して、そのギャップをおおいに楽しもう!
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